釣られると思うなよクマーッ!
ドイツ語やってて遊戯王ファンなら当然ツッコまなければならないことがあるよな!
カードwikiの解説では、ここのところが弱かったから語りたかったのです!
↓それはこちらのお二方!
「ユベル-Das Abscheulich Ritter-」(ダス・アプシェリッヒ・リッター)
「ユベル-Das Extremer Traurig Drachen-」(ダス・エクストレーム・トラウリヒ・ドラッヘ)
ユベルいいよね!
ヨハンに取り憑いてた時が一番好きです!(お前)
(そういやヨハンもオランダ人だから、ドイツ人っぽい名前だね!
つづりはやっぱりJohannかな?)
この後ろの部分はドイツ語なんですけど、ユベルというキャラクターを考えて、敢えて非文法な表現になってますよね。
とりあえず訳を。
「ユベル-忌まわしき騎士-」
「ユベル-過激な悲しみの竜-」
(・・・訳下手だね)
まずは第二形態のリッターさんから。
この“Ritter(リッター)”は「騎士」という意味ですが、男性名詞です。
ドイツ語には名詞に性別があります。
(というか、英語以外のヨーロッパ系言語のほとんどにあるのですがw)
男性名詞に付く定冠詞(英語の“the”のようなもの)は、本来“der(デア)”なのですが、恐らくユベルが両性具有という設定であるため、中性名詞の定冠詞“das(ダス)”になっています。
そして、「嫌悪すべき、嫌な、忌まわしい」という意味の“abscheulich(アプショイリッヒ)”ですが(何故か読み方が違うw)、名詞に付く時は語尾が変化します。
男性名詞に付くとするなら“abscheuliche(アプショイリッヒェ)”が正しいです。
中性名詞でも“abscheuliche(アプショイリッヒェ)”です。
なので文法を守って書くなら、“der abscheuliche Ritter(デア・アプショイリッヒェ・リッター)”が正しい表記となります。
(名詞以外は、文頭以外で最初の文字を大文字にしないので。
まあこれは作品名などで、全ての単語の最初を大文字にするっていうあれかな)
次に第三形態のドラッヘさん。
同じようにこの“Drachen(ドラッヘン)”は、「竜」と言う意味の“Drache(ドラッヘ)”の複数形なので、定冠詞は“die(ディー)”が正しいことになります。
(でも何で単数形の発音なんだ?w)
ここで複数形にしているのは、きっとこのイラストのユベルが「双頭の竜」のような部分を持ってるからでしょうねー♪
“extremer(エクストレーマー)”は、「極度の、過激な」という意味の形容詞“extrem(エクストレーム)”の比較級です。
(これも原級の発音だw)
第三形態なので、第二形態よりもさらに、ということでしょうか。
複数名詞の前では語尾が変化するので、“extremeren(エクストレーメレン)”となります。
(読みにくいw)
“traurig(トラウリッヒ)”は「悲しげな、悲しい、痛ましい、嘆かわしい」といった意味です。
これも名詞の前だと語尾変化を起こすので、“traurigen(トラウリゲン)”となります。
通して書くと、“die extremeren traurigen Drachen(ディー・エクストレーメレン・トラウリゲン・ドラッヘン)”。
こちらも元のカードの名前より、さらに読みにくくなりましたww
多分、読みやすさも考慮しての命名なんでしょうねww(元から読みにくいぜ)
そういや英語名だと“Yubel”って書いてあったけど、ドイツ語版ではどう書いてあるのかな?
なんとなく“Jubel”って感じのつづりだと思うけどw
あー、一杯語れて楽しかったww(お前だけな)
あ、間違ってるところあったら教えてくださいw
カードのことはともかく、ドイツ語のことは単位に関わるんで(爆)
p.s.ウムラウトとか出てこなくてよかったー(笑)
あれ出てきたらつづり書けないじゃんww
ueとかoeとか書かなきゃいけないとこだったw
